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Channel: 多肉植物 を中心に、ペットのことなども、ねくらまろんのブログ
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久々に 今日のコノフィツム

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皆さま、こんにちは。
今日は関西の南西部側、お天気が良いです。
もう春のような陽気ですね。空気中の湿度が若干ですが変わってきたような気がします。

これぐらいの時期になると、私は個体別に遮光を変えます。 
この時期以前は、1歳程度の苗、または挿し木をしているのになかなか発根せずに皺皺になっているような個体を除き殆どは無遮光管理をしておりました。
無遮光といっても、簡易温室の枠の影であったり、透明の農業用ビニールが1枚張っているのですが、そのビニールが若干白く濁っているので。その陰が薄っすらとはありますが。

 2月も半ばぐらいになると、この時期 特有の紅葉する状態以外に、肌がくすんだような、ちょっと黒っぽくなってくる、いわゆる日焼けの前兆が見えてくる苗がありますので、そういう苗には遮光を個々に増やしてあげます。 小型の種類で強い光線に弱い種類、根が十分に機能していないなどの個体ですね。 旧オフタルモ系のほとんども遮光を増やしてあげます。  それの方が透明な窓がくすまず綺麗ですからね。  しかし、やり過ぎは禁物で、この時期に遮光を過度にすると苗が虚弱化して梅雨前後に苗がだめになる可能性が高くなります。

順調に生育して成長不全の様子が見られない場合は、少し肌がくすんだりするぐらいの方がちょうど良いのかもしれません。
私の場合は、肌ツヤがなくなると見た目が楽しくないので、それぞれに合った遮光を増やします。

 コノフィツムには、体の大きさの割には豊富な光線を好む種類があって、
今の時期はまだまだ無遮光の方が良い個体(大きな群生株)や種類もありますので、そのような個体は無遮光のままでおきたいので・・・


写真、拡大できます。 2回目のクリックで。
イメージ 1

こんな感じですね。   遮光を増やしたい個体のみに白の寒冷紗を直接被せてあげています。

白の寒冷紗は20パーセントぐらいの遮光度らしい(ネットを徘徊しているとそのように書いているところがある。)です。 これを直接頭に被せると、若干はもう少し
遮光度が低くなるんじゃないでしょうか。


今期は、土の作り方を去年以上に保水力を高めて作りました。 最近は、できるだけ手抜き管理ができるようにばかり考えていますが、その一つの方法として保水性を高めた土作りをして、潅水頻度を下げれるようにと考えている、・・つもりです。

単に保水力を高くすればするほど良いかと言えば、それは間違いです。
潅水をして土がベチャベチャな状態が長く続くのもダメです。 
春ぐらいの時期だと、潅水から3日程度でじっとりした水分が消えて、その後に土表面はほぼ乾いて、鉢中はちょっと湿気が残っている程度の状態が1週間ぐらい続き、10日後に鉢底にやや残っているぐらいになるような土づくりが理想だと思います。 (冬の場合は別で鉢底はなかなか乾きません。) 
私の地域は春過ぎでも乾燥する地域なので、こういう土作りをしています。夏であっても鉢底まで早く乾燥するような環境ですので。 自分の地域に合った土作りが必要です。

これは、大型のプロのような温室で育てる場合もまた違ってくるし、
コノフィツムの種類や状態によっても変わってきます。 
群生株は早く土表面が乾く方がいいし、 ゴボウ根を持つ種類のコノフィツムは特に土表面の乾きを早く、そして全体的にもやや早く乾くほうがいいし、 細い根を土表面にしか張れないような種類は、土表面の乾きが遅めになるように作ったりします。

プロのような大型温室だと、湿度は割と一定ですから、鉢の置き場所でコントロールできるのでしょうね(自分は大型の経験がないので想像ですが。)
プロの大型の温室って、小さなコノフィツムの鉢だけじゃなくて、大きなサボテンやその他種類の大きな植物が一緒においてあるじゃないですか。あれらが空中湿気を出したり吸ったりして温室内の湿度を一定に近い状態にするんだと思いますよ。



  今期は群生株を分解して挿し木した苗ばかりですので、過保護にしています。
ここから季節が進むと、上の写真の状態に、温室全体を20パーセント寒冷紗をか増やし、もっと季節が進んだり、夏休眠時期に入る時期など季節に合わせて温室全体に被せる遮光ネットの度数を変えていきます。
それでも、急に調子を出してくる苗もありますので、たまに全体を確認して、成長が進んで徒長気味になった苗があれば個別に管理を変えます。 鉢を置く場所を変えたり、表面の土を取り除いたり、 潅水を減らしたりなどですね。 
プロはここまで細かい管理はしていないと思いますし、ベテランの方もここまでしないかもしれませんね。
ベテランの方がもし私の記事を見たら「そこまでする必要はないのでは?」と思われるかもしれませんけど、私も短い経験ですが、何年か続けて、それもしっかりした設備なしに多種類を育てる上で、今のやり方になったわけです。 でも、まだ模索中です。

私はメセン専門で育ててらっしゃる方で大型の温室を持っている人の環境を生でみたことがありません。  
コノフィツムの多種を育ててらっしゃる方の温室を見てみたいです。

昔、奈良の岡本さんのお宅(リトープスを専門にされているけどコノフィツムもたくさん育ててらした方です。)を訪問するという企画をネットの某メセン倶楽部がやったことがあるんですけど、息子の大学受験が近く、必死でやっている息子がいるのに趣味に高じている親の姿を見せたくなく、行く気にならず行きませんでした。 今度の機会にぜひ・・と考えておりましたが、その3か月ぐらい経った頃だったかに岡本さんはご逝去されました。  
1日だったか、もしかしたら1泊2日だったかわすれましたけど、その程度の日数の見学会に行っとけばよかったかな・・、とも今更になって思たりもしています。


私が本腰でコノフィツムをするきっかけは、子供たちの受験が続く中で、私が子供に一生懸命になり過ぎるのを止めるためでした。気を紛らわすためですね。
 大学受験ぐらいになると、親がでしゃばるのは絶対によくないですよね。 親は金の準備と毎日の生活の世話だけをして口を出すことは絶対にやめた方がいいのですが、母親としてはストレスがたまるのですよ。  だから気持ちを他にもっていくために趣味を作ったのです。
息子の大学受験辺りからこちらのブログを作っていて、育て始めた苗の写真を頻繁にアップしていますが、 その時期の写真は、早朝に撮った写真ばかりです。
早朝の柔らかい日差しで撮ると、実物に近い色や質感、ツヤなどが写真に出るんですよ。 
大学受験の息子は一浪していたので予備校に通うのに早朝に家を出ていましたから、お弁当を2個持たすため、娘や夫の分のお弁当の計4個を作るために私は早い時間に起きていました。  お弁当と朝ごはんの栄養面や、食べやすさも考えて作るので時間がかかりました。 息子を送り出した後は時間が余っていたので、ブログの写真撮影をしておりましたね。

  今はメセンの人気がすごくて、あの時のような企画はしないでしょうね。 企画しても抽選制にするとかでしょうか。 温室の場所を特定されたくないので(盗難防止)見学会はしないかな?
早く流行が落ち着いてほしいです。そう願いますね、買うことの多い私にすれば。





  苗の個々の顔色を見ていて、ちょっとしんどそうな顔表情をしている苗がいたら、寒冷紗を切り取ったのを1枚頭に被せたり、それでもしんどそうなら、黒の寒冷紗と言うのがあるんですが、それを切ったものをかぶせてあげたりします。 
そうすることによって、単に遮光を強めるだけでなく、乾燥を遅らせて保護をしてあげる効果もあります。    

私の温室はプロの大型温室のように天井が高いわけではないので、一般的にプロが言うような遮光度よりも低めの管理ですね。

プロのような大型温室で育てている人の助言を丸呑みで再現しても個人の設備ではなかなかうまくいきません。 自分に合うようにアレンジの必要があります。
あと、温室を置いている環境ですね。 周りの地面が土で緑がある場所と、コンクリートの場所に置いている場合とでは管理を変えた方がいいように思います。
やはり湿気を吸ったり吐いたりする機能のない物(アスファルトや家の壁のコンクリートなど)のところに置いた温室では管理に工夫が必要だと思います。




実生です。 上2本と中心のネットをかぶせている部分は、メサ種子の実生カルキュルスです。
イメージ 2
 オブコルデルムは、家で採れた種を蒔いた実生です。 イイ感じの個体はないですね…というか、安珍とジョンチンを掛けたのですが。 下手なので、もっとたくさん残ったら選別もできるのでしょうけど、こんな少数だと残る顔も一般的な物になってしまいますね・・たぶん。  
育ちにくい、いわゆる生育不良の個体苗も生存数が少ない関係で残しておりますけど、単なる生育不全の個体なのか、もしくは外見上に特徴を持って生育不全になってしまっているのか、そこのところがまだ小さくて確認できないので、生育不良苗も育てております。     えっと、例えば、斑入りの苗って成長遅いじゃないですか、そういう特徴を持った生育不良苗だと良いなーって思って・・ 単なる生育不良だと思いますが。


カルキュルスは、買った種なので元々の数が少なかったというのもありますけど、
育てるのが下手で、残ったのがこの数ですね。 実生1歳ぐらいの頃はもう少し数があったと記憶しておりますが・・・、この中で大きいのが2個でも1個でも育ってくれたら、他の所有している苗と掛けれるのになーと期待しております。
イメージ 3
カルキュルスね、・・・単に(難しいので)希少性が高いってだけで、
外見的魅力はイマイチ私にはわかりません。 最近ちょっとカルキュルスに対しての熱が冷めてきました。 
単体の時は可愛いんですが、分頭したら普及種の似た種類と殆どかわらなくなってイマイチなんですね。
私の場合は、珍しいから欲しくなる、といのはないです。 やはり、見た目が魅力的かどうか、がお世話を熱心にするかしないかが変わってきますね。
まあ、希少性の高い苗を全滅させてしまうと、確かにがっかりしますけど(今までに1度あります。)、
誰か売ってくれないかと、こっそりヤフオクを探しますね。 今は珍しいのは入手難しいですけど、ちょっと前までは、珍しいのでも5000円もしませんでしたね。




こちらは、群生株を今期つぶして、わりと大きく残った株の一つです。
ヤフオクに出したろー、と思ってて、そのまま忘れて売りそこなった鉢です。
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一つ、球体が割れていますね。 保水性高い土に変えているのに、尚且つ、今年からビニールをしっかり張って湿度を高めに保っているのに、尚且つ、毛が生えている
種類なのに、…尚且つ、群生株なのに、潅水頻度がたかかったようですね。
根が十分に機能するまで、と考えながら必要以上に過保護に養成管理をしていたのも悪かったのかもしれません。 このような苗の様子を発見したら、ちょっとスパルタ管理に変更しないと梅雨前後でダメ、最悪の場合、春の陽気に当たってダメになることがあります。  
毛のある種類は置き場所は後ろの方にして湿気を吸わせて管理するほうがいいです。   名前、なんだっけ。忘れた。思い出したら追記しておきます。



これ、去年の秋に買った苗ですね。 この冬で一気に球体数が増えた。
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こちらも家で採れた種の実生   赤くなる親の子ですから赤いですね。
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特別な顔立ちの個体はいません。



こちらも家で採れた種の実生  同じ親なのにいろんな姿の子が出ていますね。
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私としては、中心手間のずんぐりした体の個がいいですね。 右隣のも好きかな。


こちらもマウガニーですけど、 上の個体らと親が違います。 形が全然違いますね。マウガニーって(自生地の採取場所による)タイプ違いが元々はあるそうですね。
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文字を読み取れる名札に「ツルゲルム」と書かれていますけど(この名札は買った時のをそのまま使っています。)、ツリゲルムじゃありません。 ツリゲルムタイプのルックフォヒ、、らしい。
買ってから数年経ちますけど、育て方が下手で全くツリゲルム風の外見になりませんでしたが、今期は肥沃度アップした土に植えてみました。前期よりも良い感じになっていますが、右上の苗は徒長していますね。 個体によって成長具合が違うので寄せ植えはむつかしいですね。   去年の秋に植え替えをして今調子が出てきていますので、5月ぐらいにどんな姿になっているのか楽しみです。どんな「ツリゲルム様の姿」になっているやら。
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ヒョウタンの形状の サブテラネウム     (元気な顔をしていたので) これ、秋に植え替えをして根もしっかり張ってるだろうと思っていたら、この前、手が当たって苗が倒れた。 発根全くしていなくて、根が全くなかった。
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実生のアチャベンセですね。  
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ヒョウタンの形をしているらしく、下半身は土の中に埋まっています。
自生地では、頭の窓だけを土から出しているらしい。
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コノフィツムの小型種なので小さいです。 名札は縦半分に切ってます。



クリスマスローズのゴールド  ゴールドが一般的に出回った頃に小さい未開花株を買って育てていて、今期初めての開花になりそうです。
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ダブルだったか、シングルだったか忘れた。  イエローとどこが違うのか???
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