コノフィツムは、群生株になっても小さい苗が多いので、寄せ植えで管理をしているものがあります。
寄せ植えにしているとスペースの問題以外にも利点があります。
弱って水が吸えない株があっても、元気な株が水分を吸い取ってくれるので土が濡れたままにならないんです。
四角い鉢は、中心の部分に湿気が最後の最後までのこりやすいので、根が強い種類(徒長しやすい種類)や乾燥気味を好む種類は、鉢の中心には植えないようにします。
写真の寄せ植えの中で、私が一番難しい、と思うのは、ペルシダム テリッカラー メッセルパッド。
Conophytum pellucidum terricolor
これ、きたない色になってますけど、我が家に来た時は非常に綺麗なライムグリーンの窓でした。
窓に黒い点々もあるので、日焼けしているんでしょうね。
秋の初めに日焼けしたのか冬の間に日焼けしたのかわかりませんが。
割と背が高くなっているのに日焼けするわ、元の色が消えるわで、
綺麗に育てるのが難しいです。
テリカラーは、ホント、きれいに育てるのが難しいですよね。
この苗の前オーナーは多肉専業の農家さんで、ブログをもってらっしゃるので栽培環境がある程度推測できるんですけど、ビニール温室で、寒い地域の為にビニールを2重3重にされているので、冬でも遮光は20パーセント以上あるようです。温室で空中湿度が高いわけですから、うちとは全く違う環境です。
なんとか工夫して近い環境を再現できないか悩んでいます。
エケベリアも人気なのでよく出荷されていますが、エケベリアのつくりは甘いように感じますので、
そうとう遮光が強いんだろうな・・・・・
今日、ブログ用の写真を撮って、黒い点々がついていることに初めて気が付いて、
今日から遮光を1枚することにしようか・・・迷う。
去年ならこの時期はまだ無遮光だったんですけど。
(日焼けしない程度に)無遮光にしてると、色はわるくなるんですが、球体が良く太って、球体内部の新芽の成長がよくなるんですよね。なので分頭も確実なんです。
入手困難な種類は、分球を確実にさせるために、球体を増やすことを第一目的に遮光は緩めに管理するんです。
・・・・・・・・・この記事を書いていて、遮光を去年よりも増やすことに気持ちが傾いていましたが、
やはり、株分けできるぐらいに早く増やしたので、遮光はいつも通りにすることにします。